初めてのミニトマトの種取り(自家採種)は、トラブルばかり!

ミニトマト

ミニトマトは、初めて成功といえるほどコンスタントに収穫できています(^▽^)

このうまく育ったミニトマト。種をとって、来年また子孫に会えたら素敵☆

そう思い、種取りすることにしました

ミニトマトはすでに実の中に種ができています。少し完熟させる程度でいいので、種取りしやすい野菜だと思います。

ナスの種取りは以前したことがあるし簡単かなーと思ったのですが、意外にもトラブル続きとなりました~(^-^;)

種取りは固定種がおすすめ

ところで、種取りするなら固定種がおすすめです。

種には、固定種F1種があります。ホームセンターなどで売られている種や苗の多くはF1種で、F1種から種を取っても親と同じようには育ちません。

固定種だと同じように育つし、種を取り続けていくうちにその土地や自分の育て方に合った形質になっていくこともあるんだとか。そうなったら、愛着がわいちゃいますね~

私が栽培しているのは、ステラミニトマトという品種。固定種です。

種の取り方

購入した種が入った袋には、種とりの方法が書いてありました(^^)なんて親切!

サイト上にも記載されていたので引用させていただきます。

採種法

完熟果からタネをもみ出し、ポリ袋などに入れて2,3日発酵させ(途中水を入れると発芽してしまうので注意)、水洗して沈んだ種を新聞紙に広げて半日陽に干し、日陰で充分乾燥させる。

引用野口のタネ オンラインショップ

この方法で、実践したいと思います!

採種

①ミニトマトを完熟させる

大きく育った2個のミニトマトを、種取り用と決めて完熟させました。

自然と落ちるまでしっかりと完熟させようと意気込んでいたのですが、やがて2個とも実が割れてしまいました(*_*)

しわしわになり、ドライミニトマトになりかけに。さらに割れた部分はカビも生えてきたので慌てて収穫しました( ;∀;)

割れてしまう場合は、赤くなったら普通に収穫して、しばらく置いて追熟させた方が良さそうです。

②種を取り出す

ゼリー状の種の部分を取り出します。ティースプーンを使うと簡単に取り出せました。

カビが生えた部分は除いています。

③発酵させる

割れているので「すでに発酵してるかも?」と思いましたが、全体が発酵してるわけではないかもしれないので、念のため発酵させることに。少量なので、小さなタッパーに入れて蓋をして常温で置いておきました。

次の日見てみると…白カビがはえてるー(;o;)

今年は異常な暑さ!連日、猛暑日が続いています。

この暑さと少量ということもあり、一気に発酵してしまったみたいです。捨てようか迷いましたが継続することに。

④種を洗う

種を水で洗いました。普通はすんなり洗えるのかもしれませんが、種には膜が張って全体が固まっていました(>_<)

味噌やぬか漬けを仕込むなど発酵について学んでいる私の推測では、この膜は産膜酵母だと思います。白カビも酵母菌の可能性が…つまり発酵したのは間違いないが、発酵し過ぎ!

発酵させる目的は、ゼリー状に覆われた種をとりやすくするため。そして、発酵により殺菌効果もあるようです。しかし、膜に種がくっついてしまい逆にとるのが大変でした。

膜から種をスプーンではがして取ったら、何度も水で洗いました。未熟な種は取り除きました。

すすぐときは、流してしまわないように茶こしを使うと楽でした。

暑い日の発酵し過ぎに注意。(でも温度が低すぎると発酵は進まない)

⑤乾燥

エアコンの効いた涼しい室内で、しっかり乾燥させました。

暑すぎて半日陽に干すのはやめてしまったのですが、太陽による殺菌の目的があるのかな?と、後から思いました。

特にゼリー状のものが残った場合、種はくっつきやすくなるため、新聞紙手ぬぐいなどはがれやすいものの上で乾かすのがおすすめです。

キッチンペーパーを使用すると、種をはがすときに繊維が種にくっついてしまい大変でした。

来年会いましょう♪

2個のミニトマトからこれだけ種がとれました。いろいろありましたが、見た感じはちゃんと育ちそうな種です。

種は乾燥材を入れた空きビンに入れて、冷蔵庫の野菜室で保存。

無事に育つといいな。来年の楽しみが一つ増えました(o^-^o)

追記:その後の様子です↓

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