ミニトマトがうまく育たない症状とその原因

ミニトマト

ミニトマトは、一株から90個収穫できました!3度目の挑戦で初めて、ミニトマト栽培に成功したといえるのではないでしょうか~!?嬉しい(^▽^)

これである程度大きくなった実は収穫し、種とりもしたし、秋野菜の準備もあるし、ちょうどいいタイミングかと思い撤収しました。

そこで2度の失敗&成功の経験から学んだ、ミニトマトがうまく育たない原因についてまとめてみます。来年以降も成功させるための覚書として、また、訪問して下さった方の何か参考になればいいなと思います。

症状①実が大きくならない。

初めてのミニトマト栽培の失敗原因です。苗を購入したミニトマトは、花が咲いても実が大きくなりませんでした。やがてコガネムシの幼虫が発生し、根を食べつくされて終了となりました(T0T)

※この失敗をきっかけに、本格的にベランダ菜園&ブログを始めたので、この時の写真などの記録は残っていません。

原因

次の二つが考えられます。

受粉ができていない

トマトは受粉しないと実が大きくなりません。風などで受粉するのですが、もし花ごと落ちてしまうようなら受粉が出来ていない可能性があります。

現在は花が咲いたら指で軽くトントン叩いて揺らすようにしています。これで今年は問題なく実が大きくなりました。

肥料が足りない(リン成分)

花や実が落ちる原因として、リン不足が原因な場合が多いです。

実は野菜用の培養土に苗を植えてから、一度も追肥をしませんでした。肥料の必要性をわかっていなかったのです。プランター栽培は水やりのたびに肥料が流れてしまうので、栽培期間の長い野菜の場合追肥が必要となる場合が多いです。

症状②成長が遅くて大きくならない

二年目のミニトマト栽培は種から育てました。発芽も遅く何度も枯れてしまいました。

やっと大きくなって花が咲いたのは7月下旬、初めての収穫は9月と遅くなりました。それ以降も成長が遅くて実が大きくならなかったので、秋野菜をはじめるために撤収しました。

原因

このミニトマト栽培の失敗は、適温適期の大切さについて考えさせられました。

適温適期

  • 発芽適温は、20~30℃
  • 生育適温は、25~30℃

発芽が遅れたのは適温ではなかったからです。発芽適温より低くても発芽しましたが、時間が掛かりました。簡易温室にするなど、この温度に近づけるようにすることがその後スムーズに育てるために重要です。

生育適温の時期は、私が住んでる地域では5月~7月上旬くらいです。この時期にある程度成長させて、開花、そして実を大きくすることが重要だと思うのです。真夏になり猛暑日が続くとやはり成長が悪く感じました。

逆算すると3月の種まきがちょうど良いと思うのですが、気温が低いために加温する必要性がでてきます。

症状③葉が紫色になる。くるくる丸くなる。

これは、二年目の栽培期間中ずっと悩まされた症状です。

原因

調べてみると、肥料成分の過不足による症状でした。

肥料の成分バランス

  • 葉が紫色になる原因は、リンの不足。
  • 葉がくるくるになる原因は、チッソの過剰。

肥料は自家製のボカシ肥をあげていますが、確かにこの時の原材料はチッソ分多めでリンは少なめでした。

今年は実もの野菜用に、リン多め、次にチッソというバランスでボカシ肥を作ったら無事に育ちました。肥料はあげるだけではなく、成分バランスも大事なんだなと実感しました。

ちなみに肥料は根が吸収できる場所にあげないと意味がありません。肥料をあげてもそこに根がなかったら吸収もできないのです。苗が小さいころ、そんな失敗もありました。

まとめ

以上が経験した、ミニトマトがうまく育たない原因です。いろいろな原因がありますが、これらをクリアして今年は無事に育ちました♪

しかし来年もうまくいくとは限りません。他にもいろいろな要素があるのだと思います。その時はまた記録していきたいと思います。

タイトルとURLをコピーしました