種取り(自家採種)したミニトマトの種のその後

ミニトマト

2年前、初めてミニトマトの種取りをしました。その種を昨年も今年も使用して育てています。トマトの種子寿命は長いので、保存状態にもよりますが5年以上は持つそうです。

嬉しいことに、種取りした記事を読んでくれた方から、種がそのあと無事に育ったのか気になったそうでお問い合わせいただきました。

昨年から市民農園を借りたので、ミニトマトの育苗はベランダで、その後は市民農園で育てていました。

このブログに載せるか迷っていましたが、せっかくなので「その後」ということで今年の様子をお知らせしたいと思います。

育苗の様子

今年のミニトマトは、3月26日に発芽しました。

一斉に発芽して生育も揃っています!自家採種した種は生育がバラバラで、効率を求める農家さんには好まれないということを聞きます。

同じ実からとれた種は生育がそろいやすいと聞いたことがありますが、種取りしたのは同一の株の2つの実からとったので、そろいやすかったのかもしれません。

種は6粒まいたのですが、芽はすべて出て発芽率はなんと100%でした。6粒だけなので、見た目も良さそうな種を厳選してまいてはいます。

4月2日の本葉がでてきたところ。一緒に大きくなっています。

収穫までの様子

市民農園への定植は5月10日にしています。まだ蕾が出ていない状態での定植です。

蕾を見てから定植するのが一般的ですが、私はいつも早植えしています。温床施設がないので発芽が遅いのと、その方が畑になじみやすいという考えからです。

蕾を確認して蕾を前にした方がその方向に実ができるので収穫しやすいというメリットは聞きます。

開花の写真は撮っていなかったのですが、5月25日には開花を確認しています。

6月4日のちょっと実が大きくなってきた様子。

6月26日の様子。色づいてきました!

6月29日に初収穫です!雨の影響で割れたものも多かったです。

食べてみて、品種のステラミニトマトの味がしました。ちゃんと性質を受け継いでいるように思います。見た感じの様子(葉の形や樹形など)も親の形質と変わりないように思いました。

まとめ

以上、種取りしたミニトマトの種のその後でした。

今後もたくさん収穫できるといいのですが、今の長雨の影響で市民農園の畑が浸かってしまっていて、だいぶ弱ってきています。ベランダは屋根があるのでそういうことはなかったのですが、難しいですね。

まだ発芽率もいい状態だったので、来年も残りの種を使うと思います。

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