【有機・無農薬・自然栽培の本】繰り返し読んで参考にしている野菜作りの教科書5冊

土・肥料・園芸用品

「農薬や化学肥料を使用しないで、美味しいこだわりの野菜を育ててみたい!」そう思ったことはありませんか?

約4年前、何の知識も経験もない私は、そんなことを思いながらベランダ菜園をはじめました。

「山の草木は勝手に育っているし、肥料や農薬がなくても育つだろう」と考えて、最初から無肥料・無農薬で育てて大失敗!!

その後はいろいろな本を参考に、良さそうだと思った方法を実践したら、有機・無農薬で育てて収穫できるようになりました

それを可能にした、私の野菜作りの教科書と言ってもいい、お気に入りの野菜作りの本5冊のご紹介です。

今でも野菜を育てる前には、これらの本の育てる野菜の項目を一通り確認してから育てるようにしています。

初心者にもおすすめ!『有機栽培もOK!プランター菜園のすべて』

ベランダ菜園を始めて、一番最初に購入した本です。

有機・無農薬栽培に関わらず、すべてのプランター栽培をする方に向いています。

特に初心者におすすめです!基礎知識から栽培方法まで、情報量が多いので、長く活用できると思います。

掲載されている栽培方法も、定番な野菜からちょっとマイナーな野菜、ハーブ類、穀類まで網羅されています!

基本的なデータからワンポイント情報など、今でも参考にしているし新たな発見があります。

F1品種から珍しい固定種まで、おすすめの品種の写真も載っていて、見ているだけでも楽しいです。

裏ワザ満載!『有機・無農薬 マンガでわかる コンテナ菜園の裏ワザ』

有機栽培で有名な西村和雄先生のコンテナ菜園向けの本です。

有機栽培でより気軽にベランダでも育てることができるような方法、コツや裏技が満載です。

特にベランダ菜園向けのぼかし肥料の作り方や使用方法が書かれている点で、私にとって大きな影響を受けました。

ぼかし肥料をベランダで利用する方法について書かれている本は、今でもなかなか無いんじゃないかなと思います。

美味しい収穫のタイミングなど、他の本には書いていない情報がたくさん書いてあるので、読み返して取り入れています。

有機・自然栽培のプロ農家監修!『とっておきの野菜づくり』

無農薬・無肥料自然栽培で農園を経営されている、プロ農家のお二人が監修されている本です。

プランター栽培ではなく露地栽培向けの内容ですが、有機&自然栽培での栽培方法について詳しく知ることができます。

実際に農園で実践されていると思われる、より具体的な種まきの時期や定植の時期・タイミングなどの栽培方法など、毎回参考にしています。

品種ごとの種とりの方法も書いてあるのも、嬉しいです。

植物が育つ原理・原則を学べる!『無肥料栽培を実現する本』『続・無肥料栽培を実現する本』

植物が育つしくみ、自然界のしくみについて、論理的に解説されている本です。

これを理解すれば、なぜ植物は育つのか?なぜ虫は来るのか?なぜ病気になるのか?といった疑問の答えを見つけることもできます。

無肥料の自然栽培・自然農法に挑戦する場合に仕組みが理解できますし、それだけに限らず、植物を育てる場合に、知っておきたい知識だと思います。

「山の草木は勝手に育っている」という状況が、実は自然界の優れた循環と仕組みで育っていたということがわかります。

1作目には、プランターでの栽培方法・コンパニオンプランツについても書かれてあります。

無肥料栽培を実現する」というタイトルですが、本の中には堆肥の作り方や、ぼかし液肥の作り方も書いてあります。

岡本よりたかさんのセミナーに参加したことがあるのですが、実際の畑の土壌分析をした結果から、野菜が育つために足りないものを自然由来のもので補っていくという内容でした。

痩せている畑が多く、最初から無肥料では育たない場合もあり、それでは困る。自然をお手本にしたより安全性の高い野菜が育てばいいという感じのことをおっしゃっていたと思うのですが、確かにそうだなと思いました。

論理的な考えと柔軟性を持った方だなと感じましたが、そんな岡本よりたかさんのたくさんの知識や経験が詰まった本だと思います。

まとめ

以上、私のお気に入りの野菜づくりの教科書のご紹介でした。機会がありましたら、ぜひ読んでみてください。

昨年からは市民農園を借りて、有機・無農薬で野菜を育てています。

プランターでうまく育てられるようになった野菜は、市民農園でも有機・無農薬ですんなりと育てられたものもあります!(失敗もたくさんあるけど)

本の情報を取り入れて、野菜づくりが上達していくのは、難しいけどとても楽しいです!

最終的には、自然栽培・自然農法もとりいれた循環型の、より無肥料に近い栽培で育てられるようになれたらいいなぁと思います。←執念!?

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