このブログの隠れテーマ(?)は、「野菜を育てていても、おしゃれなベランダにしたい!」です。
その第一歩として、剥き出しのコンクリートを隠したいと思います。
先日、すのこがお安くなっているのを発見し、2枚組を2セット、合計4枚だけ購入してみました。
とりあえず、プランターを置く部分だけにでも置こうと思ったのです。コンクリートの熱がプランターに伝わるのを和らげる目的もあります。
すのこはそのまま置いちゃおうかとも思いましたが、防水、防腐に何か塗った方が良さそうです。
安心安全な野菜を作るベランダでの使用なので、安全性が高い塗料を使用したい。そこで柿渋を使って塗装することにしました。
柿渋とは
柿渋は、渋柿を発酵させた天然素材の自然塗料です。
日本古来より使われてきたもので、防水、防腐効果があります。※効果は合成塗装よりは劣ります。
布や紙の染料としても利用されて来ました。
色は茶系のみ。塗り重ねることで自分好みの濃さにすることができます。
プランターの下という、よく水に濡れる環境下では防水・防腐効果は薄いかもしれません。
塗らないよりは持つと思うし、見た目も良くなりそうなので、使用したいと思います。
用意したもの

ベランダに新聞紙と園芸シートを敷いて、作業しました。
サンドペーパーで削る
はじめにサンドペーパーで全体を削ります。これが結構大変でした。
そんなに丁寧にしなくてもいいとは思ったのですが、二人がかりで一時間半程掛けてしまいました。
削った後のすのこは粉まみれになったので、布でかるく拭きました。
塗料を塗る
使用したのは、ターナーの無臭柿渋です。
本来柿渋は強い臭いがあるのですが、マンションのベランダでの使用なので、無臭タイプを選びました。
本当に、全く匂いはしませんでした。室内で使用しても問題なさそうな感じです。
少量ずつ塗った方が塗りやすかったです。付けすぎてしまった場合は、布で拭き取りました。
初めは「薄いかな?」と思いましたが、塗り終えてみると意外と色が付いています。
少し置いてから、二度塗りしました。

上が二度塗り、下が塗る前です。
もう少し濃い方がいいかなと思いましたが、日光にあたって時間が経つと色は濃くなるそう。二度塗りで終了し、様子を見てみることにしました。
乾かす
1日以上乾かします。2日程ベランダで放置してました。
写真だとわかりづらいですが、少し光沢が出た気がしました。

完成
ベランダに設置して完成です!

お安いすのこだからか隙間が広いのは気になりますが、なかなかいい感じです♪
おしゃれなベランダにはまだまだ遠いですが、とりあえずは満足です。
もっと隙間が狭いすのこを全面に置いたら、ウッド調のベランダになり素敵かなと思いました。
ちなみに柿渋は1/3くらいしか使用せず、たくさん余ってしまいました。
柿渋の効果を持続させる為にも、色合いの様子も見ながら時々塗り重ねていこうかなと思います。
塗り重ねていくともっと濃いレトロな茶色になるようです。そんな変化も楽しみな塗料だなぁと思いました。